Polymegaを購入しました(初期設定・SSD取り付け)

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待ちなしでPolymegaが届くとのことで公式で注文

3月下旬頃、「Polymega(ポリメガ)が3年待ってやっと届いた!」というX(Twitter)のポストを多数見かけて、気になってPolymegaについて調べてみました。

Legacy Gaming Lives on Polymega®
Play legacy video games on Polymega® including PS1, Saturn, Sega CD, M...

調べているうちにPolymegaが欲しくなり、いくらするのだろうかと公式で確認してみたら、最小構成のベースユニットで84,000円NES・SFC・PCE・MDのモジュールのセット付きのデラックスバンドルで122,000円とのこと。
調べた情報より大幅に値上げしてました…円安め……。
そして何より高いのが送料!
注文を途中までして確認したところデラックスバンドルで22,000円ほどかかるとのことでした。
関税もあるしこれはキツい!

…ということで国内の代理店のWorld Game Expressさんを見てみました。
こちらですと送料もそうかからないですからね。しかも今は公式より安いですし。
しかし間が悪いことにベースユニットは3/14に完売して次回入荷未定に。それも瞬殺ではなくて1ヶ月近くは販売していたのこと。判断が遅い👺

これは公式で注文して4ヶ月くらい待つしかないのか……と再度調べていたら、なんと公式でも3~5営業日で発送するというアナウンスが出ていました

どうしようか3日ほど悩みましたが……
3/26の夜に思い切って注文しちゃいました!

注文はGooglePayを使おうとしましたが何回やってもエラーが出るのでプリペイド式のクレジットカードで。

デラックスバンドル122,684円+送料22,766円で合計145,460円をお支払い。ふおおおお
すぐ注文確認メールが届きましたので発送を待ちます。

次の日の朝になんと「発送したで、追跡はこのURLからやってな」というメールが!
あの発送まで3年待つと言われたPolymegaが半日で発送されるとは……。
到着予定は4/3になってました。1週間ちょいで届くようです。楽しみ!

Polymegaの他に必要なものを事前に購入

Polymegaで遊ぶには本体だけでなくSSDなども必要とのことでしたので前もって準備。

SSD

公式のおすすめに掲載されていた「WD BLACK SN770 1TB」がちょうど良さそうだったのでそれで。
1TBですとソフト1本600MBとして1000本はインストールできます。
手持ちは現段階で250本なので当分問題はないでしょう。

SSDケース

SSDケースはm.2のSSDをUSBで接続することができるアダプタみたいなものです。
どうしてSSDケースが必要になるのかというと、SSDは最初にWindows PCでフォーマットしておいた方が後々便利だからです。(詳細は後述)
とりあえず良さそうなUGREENのものを購入。

LANケーブル

Polymegaにはwifi機能がありますが、技適マークがないため日本国内では使用してはいけないことになっています。
なのでアップデートなどでネットを使用するときには有線で行います。

工具類

SSDを取り付けるためのネジが厄介で、ネジが本体内部に落ちてしまったりネジが固くてネジ穴をナメてしまうといったことがわりとあるようなのでSSD専用のマグネット付きドライバーを購入。

NES→ファミコン変換アダプタ

EM01のパワーモジュールはカートリッジの端子がファミコンではなくNESのものになっており、ファミコンソフトをインストールするには変換アダプタが必要です。
色々種類があるようですが、動画で見かけたHyperkinのNESアダプタを購入しました。
対応していないソフトがあるっぽいのでその時はまた別のを買います。

これだけ用意しておけば大丈夫やろう ガハハ(フラグ)

1週間でPolymegaが到着

3/26夜に注文、3/27朝に発送されたPolymegaですが、到着予定の4/3より1日早い4/2の夜に届きました!
注文から到着までちょうど1週間でした。はやい!
毎日荷物のトラッキングを確認して楽しみに待っていましたよ~

ちなみに配送会社からPolymegaを引き取る際に着払いの関税7,100円を支払いました
わかってはいましたが結構痛い出費です。

早速でかい箱のベースユニットを開封です。

中身はこんな感じ。
本体・コントローラ・電源ケーブル・HDMIケーブル・USB A-microUSBケーブル・ワイヤレスUSBレシーバー・マニュアル2種が入っていました。

次はこれらを接続して動作確認です。

初期設定・アップデート・SSDの取り付けなど

初期設定

まずはコントローラを認識させます。十字キーの右を押しっぱなしにして反応すればOK。
本体の初期設定はマニュアルに書かれてある通りに言語やリージョンを設定します。
最初はそのくらいです。

アップデート

次は本体のアップデート。
ネットワークの接続が必須なのでLANケーブルをつなぎます。
設定→システムからアップデートを選択しアップデートし、ひたすら待ちます。
アップデートが終わるまで結構かかりました。

SSDの取り付け

これが一番苦戦しました。

まずはSSDをWindowsのPCへ接続してフォーマットします。
m.2のSSDをSSDケースに入れてUSBでPCにつなぎます。

フォーマットの方法は、Windowsの検索窓に「ディスク」と入力し、候補に出た「ハードディスク パーティションの作成とフォーマット」から行います。

ここで注意なのが、ディスクは「MBR」で作成すること!
「GPT」で作成してしまうとPolymegaでは未フォーマットと認識されてしまいます。(やらかした)

SSDのフォーマットはウインドウの下段の項目を下にスクロールさせると新しく追加したディスクが出てくると思うのでそこを右クリックし「新しいシンプル ボリューム」を選択します。
あとはウィザードの指示に従ってNTFSでフォーマットすればOKです。

最初にWindowsのPCでフォーマットする理由は、ポリメガ本体でフォーマットするとLinuxのext4というフォーマットになり、ext4だとWindowsでファイルが見れないのであらかじめNTFSにしておかないとバックアップができないからです。(ポリメガ自体は色んなフォーマットを受け付けています)
これはSSDを大きい容量に付け替えるときに重要になってきます。

フォーマットも終わったのでこの記事を参考にして取り付け。

POLYMEGA:SSDの選定とPOLYMEGAへの取り付け方 : POLYMEGAの基礎知識
v1.1.30からの新機能、TATE MODE---お知らせ-----------------------------POLYMEGA販売先...

言われていた通り、SSDを固定するネジが非常に固くて取れません
上から押さえつけるようにしてネジを回すのがコツ……なのですが全く回らず。
結局ネジ穴をナメてしまいこれ以上どうしようもなくなりました……。

ネジ穴をナメてしまった場合はネジザウルスが良いとの情報があったのでAmazonで購入。
ナメてしまったネジの代わりのSSD用のネジも買いました。

翌日ネジザウルスとネジが届きました。
ネジザウルスでナメたネジを開けようとしましたが、ネジザウルスが大きすぎて壁に当たってしまいネジが回せませんでした……。
ネジザウルスも種類がありもっと小さいものを買うべきでした。一番小さいM2が適していると思います。

それでも手応えがあったのでネジを回していたら、なんとネジの土台が基板から外れてしまいました
これはもうだめなやつなのでは……。

とりあえず土台からネジを外し、瞬間接着剤で土台と基板を接着。
乾くまで押さえてなんとかくっつけました。
そのままSSDも固定できたのですが、これSSDの発熱で接着剤が溶けてSSDが外れてしまう可能性がありそうです。
念の為に耐熱の瞬間接着剤も買っておきました。

Polymegaを起動してストレージをチェック。
……SSDが認識されていない!

落ち着いてSSDを外して再度つけ直したら認識してくれました。こわー

ひとまずSSDは大丈夫そうです。

その他設定など

1つ大きな設定があって、決定・キャンセルのボタンを自分の好みの方にしておく必要があります
最初はAボタン(下のボタン)が決定でBボタン(右のボタン)がキャンセルなのですが、初期設定でリージョンをアジアにするとそれが逆になります
設定→コントローラの設定→地域ボタンスワップ のチェックを入れたり外したりして自分の好みの方へ合わせておきましょう。
Nintendo Switchをよくやる人なら逆でもかまわないかも。

次はシステム音楽の設定。
メニュー画面ではBGMが流れていますが、それが本体のフリーズの元になるらしいのでBGMを切っておきます。
設定→映像と音声→音声設定→システム音楽 でOFFにできます。

他の設定はお好みかと思います。
設定→映像と音声→映像設定→スクリーン解像度の調整 もフリーズの元と言われてますので適切に設定しておきましょう。

ゲームのインストール

ゲームのインストールはゲームのディスクを入れてしばらくするとメニュー上部にゲームタイトルが出るので、そこでXボタンを押してインストールします。
600MBで7分くらいでしょうか、結構長いです。

あとディスクを入れてもメディアディスクと表示されてタイトルが表示されないものがありました。
その場合はデータベースをタイトルの一部で検索して一覧から選びます。
普通はそれでいいのですが、「続ぐっすんおよよ」のようにデータベースに無いゲームもあります
その場合はとりあえずタイトルを自分でつけて登録します。
漢字が使えないのは仕様なんですかね……。

ゲームのインストール中もゲームはプレイできるのですが、インストールがうまくできていなかったりゲームのプレイもうまくできなかったりするのでやめておいたほうが良いとのことです。

実際にプレイ

インストールしたゲームを実際にプレイしてみました。

いくつかのゲームをクリアまでプレイしましたが特に問題なく遊べました。動作もキビキビです。
操作の遅延に関しては、0ではないけれどもそこまで深刻ではないレベルだと思います。

ただ気になったのはベースユニット付属のコントローラ。
ナナメ入力が入りづらくうまく操作できないこともしばしばありました
アクション性の高いゲームは別途コントローラを用意した方が良さそうです。(特にセガサターン)

あとゲームよっては動かなかったりフリーズしたりするので、前もって非公式 POLYMEGA 情報共有Wikiでチェックしておいた方が良さげ。

かかった費用合計

今回Polymegaにかけたお金の合計金額は下記の通り。

必須
  • Polymega デラックスバンドル: 122,684円
  • 送料: 22,766円
  • 関税: 7,100円
  • SSD: 11,900円
  • NES→ファミコン変換アダプタ: 5,531円

合計(必須): 169,981円
 (内Polymegaのみ: 152,550円)

あれば良し
  • SSDケース: 2,889円
  • LANケーブル: 727円
  • SSDネジドライバー: 649円
  • ネジザウルス: 1,245円
  • SSDネジ: 799円
  • 瞬間接着剤(耐熱): 698円

合計(あれば良し): 7,007円

総合計: 176,988円

思ってたよりかかってしまった……。

これからやること

とりあえず手持ちのPS1とSSのパズルゲームを全部インストールしました
パズルゲームのプレイリストを作成してそれをすべて放り込んで一旦完了です。
あまりプレイできてないパズルゲームもあるので動画を撮りながらプレイしてYouTubeに上げていきたいと思います。
一旦PCにバックアップを取ったほうが良いのかな……考えておきます。

あとはFC・SFC・PCE・MDのパズルゲームもインストールしていかないとですね。
NES→ファミコンアダプタが届いたらこちらもインストールしていきます。
GB・GBC・GBAはモジュールが存在しないのでレトロフリークでプレイしていくしかなさそうです。(一応GCのGBプレイヤーも使えますが)

N64のソフトがインストールできるEM05は今現在品切れで、6~7月ごろ再入荷予定とのこと。
ガンコントローラーも欲しいのでその時に一緒に注文しようと思います。

またPolymegaについて何かありましたら記事を書いていきます。
よろしくお願いいたします。

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