ねことうふ先生の「お兄ちゃんはおしまい!」の4巻を読んだ感想を書いていきます。
あらすじ
3巻までの話はこちら→
4巻では3巻同様、まひろの女子中学生としての生活が中心となっています。
特にバレンタインデーや占いなどの女の子ならではのイベント絡みのお話が多く、それに戸惑うまひろの姿が描かれています。
女の子としてのはじめてのバレンタイン
バレンタインの日、自分がチョコをあげる側と気づかないまひろ。
妹にチョコを用意されてバレンタインに臨むことになります。
まひろは学校では友達やクラスの女の子とチョコを交換してご満悦。
今まで男子の方で寂しいバレンタインを過ごしてきたので感動もひとしおです。
その男子が落ち込んでいるのに気がついてしまい、かわいそうな男子へもチョコをあげようとするまひろ。
かわいすぎる……まさしく天使。こんな子がクラスに居たら姫として男子の頂上へ君臨しそうです。無自覚なのが良いですね。
結局その2個でチョコはなくなりまひろはチョコゾンビとなった他の男子からは逃げ切れました。
まひろの協力者?の天川なゆた登場
進級してクラス替えがありましたが、友達とクラスがまた一緒でまひろは一安心。
そんなまひろは始業式でトイレに行きたくなりなんとか駆け込むも、いつものように漏らしてしまいます。情けなや。
そこで手伝ってくれた同じクラスの女の子・天河なゆたは、なんとまひろが大人の男であることを知っているとのことでまひろに衝撃が走ります。
この「とてもかわいいおにーさん♪」というセリフが好きです。言われてみたい。言いたい。
なゆたは「おねーさんの手伝いをしている者」「おにーさんの平穏な学校生活をサポートする」と言っており、まひろもその言葉を信じ安心します。
なゆたの本当の目的とは果たして? と普通なら思うところなのですが、この漫画はとても平和なのでヤバいことは起きないと考えてしまいますね。
そしてなゆたはわりと可愛いと思います。こういう子大好きです。
女の子らしくなってくきているまひろ
4巻では女の子に染まったまひろの姿をいたる所で見かけることができます。
口紅…ではなく色付きリップを塗るまひろ。かわいい。
スカートを手でたくし上げているところを男子に見られてしまい声が出てしまうまひろ。
これは完全に女の子ですね。もう戻れない所まで来ているのかもしれません。
まひろがどんどん女の子になっていく過程を楽しむのもこの漫画のポイントの1つですね。
このまま女子中学生としての日常が続いていくと予想
おそらく5巻以降もまだまだまひろの日常のお話が続いていくのではないでしょうか。
この日常がウリですし特に急に進めるお話も無さそうですし。
お兄ちゃんは元に戻る気に……ならなそうですね。
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